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教科書に向かって子供が勉強しています。
教育制度
教育制度
  1. 公立高校
  2. 私立学校
  3. 通信教育
  4. ホームスクーリング (自宅教育)
  5. 特殊教育
  6. 就学前教育とヘッドスタートプログラム(育児支援施策)
  7. SAT:大学進学適性試験
  8. 習熟度別学習
  9. セメスター制とクオーター制
  10. 強制バス通学
  11. 公立学校の多様化
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ホームスクールでは、家の中のどの部屋も教室になります。
写真提供:The Juneau Empire 撮影:Michael Penn
ホームスクーリング (自宅教育)
自宅で教育を受ける子供達は学校へは行かず、代わりに保護者が先生となり、それぞれの家庭にて教育を受けます。ホームスクーリング運動は1970年代に、保護者が学校は子供達に正しい価値観を教えていないのではないかと疑問をもったところから始まりました。また、公立学校は危険であるとか、思うような成果が出ていないと考える保護者が、家庭で子供たちを教えるようになりました。現在、ホームスクーリングは全米50州にて、法的に認められており、おおよそ100万人の子供達が、家庭で教育を受けていると言われています。州政府がホームスクーリングを管理していますが、それぞれの州政府により要求するものには大きな開きがあります。例えば、ある州では標準テストと定期的な教育評価を行っていますが、そうでない州もあります。ほとんどの州では、子供を教えている保護者に対して何の教育的資格を要求していないのが現状です。ホームスクーリングにはメリットとデメリットがあります。メリットは、子供達が学校にいる時よりも、個人的に注意を払われ、保護者はより柔軟性のあるカリキュラムを組むことができるところでしょう。保護者が重要だと思う価値観を子供達に直接教えることができるのです。家庭で教育を受ければクラスメートからのプレッシャーもありません。しかし一方で、家庭で教育を受ける子供達は異なる視点を学ぶ機会や、良いアメリカ国民となるのに必要な価値観を学ぶことがないのではという批判の声もあります。
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