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工場の機械のクローズアップです。
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産業
  1. アメリカの産業の変化
  2. アメリカの自動車産業
  3. アメリカ自動車産業の変遷
  4. アメリカ中西部における自動車産業
  5. アメリカの産業への外国投資
  6. 労働安全基準
  7. 職場における負傷や死亡
  8. アメリカン・ドリームと住宅建設業界
  9. アメリカンドリームと移動住宅
  10. ラストベルト (さびついた工業地帯)
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倒産した企業の工場なのか、赤茶けた金属製のタンクなどの前に、パイプなどが放置されています。
荒れ果てた工場。1970年代後半には、経済の変化によりかつての工業地帯がラストベルトへと変貌していった。
写真:James Jeffery Higgins
ラストベルト (さびついた工業地帯)
イリノイ、インディアナ、ミシガン、オハイオ、ペンシルバニア諸州を含むアメリカの地域は「ラストベルト(さびついた工業地帯)」と呼ばれています。この呼び名は、これらの地域の多くの産業が時代遅れの工場・技術に依存していることからつけられました。1970年代、激しくなる国際競争への対応策として製造業者がこれらの地域からアメリカの他の地域やメキシコに工場を移転、かつて繁栄していた工業地帯の経済が悪化したことによりこの名称が幅広く使われるようになりました。これらの地域では、工場閉鎖にともなって失業者が増加し、多くの人々はこの地域を去りました。デトロイト、セントルイス、クリーブランドなどの都市、あるいはインディアナ州ゲリー、オハイオ州アクロンといった比較的小さな都市は、都心が衰退してしまったラストベルトの都市の例です。デトロイトは、現在も世界最大規模の製造業の中心地ですが、製造業が衰退していく中で、製造業への依存を減少することができずにいます。1980年代までには、非製造業の導入と拡大によってラストベルトの経済は大きく改善しました。1950年代から1980年代初頭にかけて、ピッツバーグは鉄鋼産業の縮小によって衰退しましたが、近年、研究開発と金融の中心として復興しました。
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